2007年12月11日

色々な表情を見せる街

小さい水たまりに映る街

昼のと夜で表情を変えます

雨の滴でとてもきれい

昨晩から今朝まで小雨が降り、植物たちにとって何よりの恵みになりました。
お昼前には、雨も上がり、時折青空も顔をのぞかせています。 そんな天気に誘われて街に出てみました。

 

街中、赤や緑のクリスマス一色。その中でも一際賑やかなビネンスタット地区。

 

ワールドバザールにはたくさんのクリスマスグッズが所狭しと並び、アレキサンダー広場ではサンタさんのダンスショーなどで 大人も子供も盛り上がっています。

 

活気あふれた街並みを抜け、ホテルアムステルダムの中庭に立ち寄ってみることにしました。

 

さっきまでの賑やかさとはうって変わって、沢山の花々に彩られた静かな庭園。
レンガには、小さな水たまりが出来ています。
その中には青空と白い建物が映し出されていて、もう一つの街が広がっていました。

ポインセチアやシクラメンの葉や花は水の滴をいっぱいに受け、太陽の光でキラキラと輝きとてもきれいです。

そして、この庭は夜になると光の庭園「ナイトガーデン」へと姿を変え、生命の息吹を感じさせる、優しい「息づく光」に包まれます。
ろうそくのほのかな明かりで照らし出される植物は、又昼とは違うやさしさをもっているかのように見えます。

 

楽しいクリスマスや雨上がりの艶やかな花の色の美しさ、夜には気持ちをいざなう光など、街にはまだまだ新たな発見が満ちあふれています。

 

(写真・文/白仁田 順子)