言葉は違っても・・・
先日、7月23日に行われた「ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル(NYSE)」と佐世保市児童管弦楽団との演奏会。(>>7月23日フォトレポ)
各パートごとにメンバーの隣に座り、直接指導を受けていた子供たち。 その中に、ひときわメンバーと親交を深めていた子供たちがいます。
佐世保市児童管弦楽団のコントラバス奏者、原田直実さんと尾崎卓也さんのお2人。
NYSEメンバーのコントラバス奏者、William Louis Schettlerさん(通称ビルさん)と、合同演奏会を通じて親交を深めた2人が、今日改めて個別レッスンを受けました。
まずはビルさんの演奏。 続いて生徒たちが演奏。ひとフレーズずつ、細かに、そして丁寧に確認をしながら、演奏を繰り返していきます。
原田さんと尾崎さんの2人は、ビルさんの手の動きを真剣に観察し、弾き方を真似て演奏しては、またビルさんの手の動きを観察しています。ビルさんも、ちょっと難しい技を教えては、それがうまく演奏できたときには
「Good!」
と拍手してほめたりと、熱心に指導しています。
途中通訳を介しての指導もありましたが、言葉は違っていても、楽器という“言葉”を通じてさらに親交を深める3人。
よく「音楽は国境を越える」という言葉を耳にしますが、それを目の前で実感してしまった、そんなひとときでした。
(写真/濱野)